三和シヤッター工業のラジオートは、電動シャッターをリモコンで操作するためのシステムです。既存のシャッターに後付けして使用するもので、ガレージや店舗などで広く使われています。現在では生産終了しているモデルも多く、導入や交換をする際には適合機種の確認が必要です。本記事では、ラジオートの仕組みや後付けの可否、注意点やよくあるトラブルについて解説します。
三和シヤッターのラジオートとは何か
三和シヤッターのラジオートは、電動シャッターを遠隔操作するためのリモコンシステムです。主にガレージや店舗の入り口に設置されている電動シャッターで使用されます。既存の電動シャッターにアンテナや受信機を追加し、リモコンで開閉できるようにします。
ラジオートの役割
ラジオートは、壁の押しボタンでしか操作できなかった電動シャッターを、離れた場所からリモコンで動かせるようにする製品です。既存の電動シャッターに後付けして使用するリモコンシステムで、シャッター本体を交換する必要がない点が特徴です。
例えば、ガレージシャッターにラジオートを導入すると、車に乗ったままシャッターの開閉操作ができます。雨の日や夜間でも車外へ出る必要がなくなり、日常の負担軽減につながるでしょう。店舗や倉庫でも、出入口付近まで移動せずに操作できるため、作業効率の向上が期待できます。
ただし、電動式シャッターであれば後付けできる場合がありますが、すべての機種に対応するわけではありません。制御盤の仕様や設置状況によっては、取り付けできないケースもあります。。
ラジオートの仕組み
ラジオートは単独で使えるものではありません。リモコンの送信機に加え、シャッター側にアンテナや受信機が必要です。ユーザーがリモコンのボタンを押すと電波が送信され、受信機が信号を受け取ります。その後、受信機が制御盤へ動作信号を送り、モーターを動かしてシャッターを開閉する仕組みです。なお、ラジオートを導入した場合でも、従来の壁スイッチを併用できるケースがあります。
三和シヤッターのラジオートを構成する機器
ラジオートは、送信機や受信機、アンテナなど複数の機器によって構成されています。それぞれが連携することで、離れた場所からシャッターを操作できる仕組みです。ここでは、ラジオートを構成する主な機器について解説します。
リモコン
リモコンは、ユーザーが手元でシャッターを操作するための送信機です。リモコンのボタンを押し、シャッター側へ開閉の指示を出します。携帯しやすいカード型やキーホルダー型などのリモコンを選べば、車のキーと一緒に持ち歩けるため便利です。機種によってはリモコンの追加購入も可能で、家族の人数に合わせて増やしたり、紛失や破損時に買い替えたりできます。
受信機
受信機は、リモコンから送られた電波を受け取り、シャッターの制御盤へ動作信号を送る機器です。シャッター本体の内部や周辺に設置され、受け取った信号をもとにシャッターを開閉します。受信機だけでなくアンテナを組み合わせて使用する機種もあります。
三和シヤッターラジオートの種類
ラジオートには複数の型式があり、販売時期や仕様によって特徴が異なります。現在は生産終了となっているモデルもあるため、故障時には部品供給の有無や交換対応の確認が必要です。ここでは、代表的なラジオートの型式を紹介します。
RAX-330/330T
RAX-330およびRAX-330Tは、昭和62年4月から平成5年5月まで販売されていたモデルです。当時は三和シヤッターの電動シャッター用リモコンとして広く普及していた機種ですが、現在は部品供給が終了しており、送信機のみの取り寄せには対応していません。故障や紛失が発生した場合は、送信機・受信機・アンテナを含めた現行機種への交換が必要となります。長期間使用されているケースが多く、受信機やアンテナの経年劣化によって反応不良が起きる場合もあります。古いラジオートを使用している場合は、型番の確認を含めた点検を依頼したほうがよいでしょう。
RAX-332/RAX-332T
RAX-332およびRAX-332Tは、平成10年6月から平成13年6月まで販売されていたモデルです。カード型リモコンを採用している点が特徴で、携帯性を重視した仕様となっています。RAX-330シリーズとは異なり、現在も取り寄せが可能です。ただし、在庫状況や対応可否は時期によって変わる可能性があります。購入前には、使用しているシャッターとの適合確認も必要です。
RAX-H35T
RAX-H35Tは、平成25年2月に発売された比較的新しいラジオートで、現在も販売されています。現行機種のため、送信機の追加購入や交換に対応しやすい点が特徴です。ただし、導入するには既存の電動シャッターとの適合を事前に確認しておく必要があります。
三和シヤッターのラジオートは後付けできる?
既存の電動シャッターをラジオートでリモコン化するには、対応条件の確認が必要です。
ラジオートは後付け可能
ラジオートは、すでに設置されている電動シャッターに対して後付けができる製品です。シャッターを丸ごと交換する必要がないため、工事の規模や費用を抑えてリモコン化を実現できます。ただし、すべてのシャッターに取り付けられるわけではありません。既存のシャッターに備わっている制御盤の仕様や、受信機を設置するスペースの有無によって後付けできるかどうかが決まります。
後付けできる主な条件
ラジオートを後付けするためには、いくつかの条件があります。まず、現在使用している電動シャッターが三和シヤッター製であることが大前提です。その上で、リモコンからの動作信号を受け取る受信機を接続できる標準的な制御盤を備えていなければなりません。さらに、シャッターのケース内や周辺に、受信機やアンテナを配置するための空間が確保されていることも条件です。後付けできる条件を満たしているかどうかの確認には、専門的な判断が必要となるため、事前の現地調査が欠かせません。
三和シヤッターのラジオートを後付けするメリット
既存の電動シャッターにラジオートを追加すると、毎日の操作性が向上します。後付けによって得られる主なメリットを紹介します。
室内や車内から遠隔操作できる
ラジオートを導入すれば、シャッターから離れた場所から開閉操作が行えます。例えば、雨が降っている日でも、車内から出ることなくボタンひとつでガレージのシャッターを開けられます。車外に出て雨に濡れるストレスがなくなるだけでなく、夜間の暗い時間帯でも降車せずに車庫内へ入れるため、防犯面にも役立ちます。また、店舗や住宅の室内からでも、窓や扉を開けずに操作が可能です。外の悪天候や気温の影響を受けずに、快適に開閉作業ができます。
複数のリモコンを登録できる
ラジオートのシステムでは、1台の受信機に対して、複数のリモコンを登録して使用できます。家族でそれぞれ車を所有している場合や、店舗や倉庫を複数名の従業員で管理している場合でも、各自にリモコンを配布できるため便利です。それぞれの車に1台ずつリモコンを常備しておけば、車間で手渡す手間や、持ち運びによる紛失のリスクを抑えられます。万が一、利用者が増えた場合でも、専門業者に依頼して送信機の追加購入と登録作業を行えば、同じシャッターを全員で共有して操作できます。
既存の壁スイッチと併用できる
ラジオートを後付けしても、これまで使用していた壁の押しボタン式スイッチはそのまま残ります。リモコンが見当たらないときや、壁スイッチの近くを通りがかったときなど、状況に応じてリモコン操作と壁スイッチ操作のどちらでも選択可能です。万が一、リモコンの電池が切れてしまった場合でも、壁のスイッチを使えば通常通りシャッターを開閉できます。一方の操作方法に縛られないため、日常生活や業務に支障をきたしません。
既存の電動シャッターを活かせる
ラジオートを後付けする場合、シャッター本体を丸ごと交換せず、受信機やアンテナを取り付ける工事で対応できます。シャッター全体を新しくする交換工事と比較して、部材費や施工費を大幅に抑えられる点がメリットです。今ある設備を有効活用しながら、大がかりなリフォームをせずに短時間の工事で日々の開閉操作を快適に変えられます。
三和シヤッターラジオートのよくあるトラブル・原因と修理費用の目安
ラジオートは電動シャッターをリモコンで操作できる便利なシステムですが、長期間の使用や環境の影響によって動作不良が発生する場合があります。ここでは、代表的なトラブルや原因、修理の目安について解説します。
リモコンが反応しない
リモコンを操作してもシャッターが動かない原因として多いのが、電池切れや電池の接触不良、短時間のボタン連打による連続操作の一時的なロックです。また、リモコンが未登録であったり、登録間違いが起きていたりするケースもリモコンが反応しない原因となります。シャッターが動かない原因を特定するため、まずはリモコンの電池を新しいものに交換して反応を確認し、連続操作によるロックの可能性がある場合は、1分以上待ってから操作を試してみましょう。
リモコンの反応が悪い・反応する距離が短い
以前に比べてリモコンの電波が届きにくくなったり、シャッターのすぐ近くまで行かないとリモコンが反応しなくなったりする症状は、電池の電圧低下や周囲の電波干渉、受信機(アンテナ)の汚れなどが考えられます。電波の受信感度を高めて症状を改善するために、まずは新しい電池へ交換しましょう。あわせて、シャッター周辺に電波を遮っている障害物などがないかを確認してください。
途中で止まる・動作が不安定
シャッターが途中で止まる症状や、動作が不安定な場合は、障害物検知センサーの誤作動が原因として考えられます。また、シャッターが閉まる下限位置の設定ズレや、長年使い続けたことによる経年劣化も原因のひとつです。障害物の有無や設置環境を確認しても改善しない場合は、専門業者による点検や状態に応じた修理・交換が必要となります。
電動シャッターの症状別修理費用の目安
| 症状 | 修理費用の目安 |
| 途中で止まる | 3万円~ |
| 停止位置がズリ下がってくる | 5万円~ |
| 停止ボタンが効かない | 5万円~ |
| 操作ボタンが正常に作動しない | 4万円~ |
※修理費用はあくまで目安です。正確な金額は無料の見積もり後にお知らせいたします。
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99シャッターは三和シヤッターの認定工事店
三和シヤッターの認定工事店である99シャッターは、メーカー製品に関する知識と施工経験が豊富です。ラジオートの仕組みや構造も熟知しており、不具合の原因をスムーズに特定します。修理やメンテナンスの際には純正部品を使用し、メーカー基準の確実な技術で施工をするため、トラブルの再発を防ぎ、施工後も安全性と品質を維持した状態で長く使用できます。
迅速なトラブル対応
99シャッターは突然の故障にも迅速に対応し、シャッターが動かないことによる業務や生活への支障を最小限に抑えます。関東エリアや東海エリアをはじめとする対応エリア内であれば、最短で即日に対応可能です。受付から施工までをすべて自社で行うため、無駄な中間マージンを省いた適正価格でトラブルを早期に解決します。
現地調査と見積もりは無料で対応
99シャッターでは事前の現地調査と見積もりを無料で行っています。プロの目で実際の状態をチェックし、必要な作業内容と明確な費用を提示するため、料金や修理内容に納得したうえで安心してご依頼いただけます。
まとめ
ラジオートは、既存の電動シャッターをリモコンで操作するための機器です。すでに生産終了しているモデルも多く、長年使用していると受信機の不具合や部品の劣化は避けられません。電動シャッターにトラブルが発生した際は、電気系統の知識が必要となるため、無理に自分で対処せず、まずは専門業者に相談しましょう。三和シヤッター認定工事店である99シャッターでは、現場の状況を丁寧に診断し、修理や交換など、最適な方法をご提案します。点検や修理から、設置や交換まで、シャッターのことならなんでも99シャッターまでご相談ください。
【筆者・監修者企業】
99シャッター(合同会社BUKAS)
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