車の買い替えや店舗のリニューアルなどによって、現在のシャッターでは必要な高さを確保できなくなる場合があります。高さが不足していると、車の出入りや荷物の搬入・搬出に支障が生じるため、高さの変更が必要になるでしょう。シャッターの高さを変更する際は、本体の交換だけで済むのか、開口部の拡張まで必要になるかによって、工事の内容や費用が変わります。この記事では、シャッターの高さを変更する方法とあわせて、高さの変更にかかる費用や工事の流れ、注意点についてくわしく解説します。
シャッターの一般的な高さとは?
シャッターの高さは、設置する場所や出入りする車、搬入する荷物などにあわせて選びます。まずは、ガレージシャッターの一般的な高さを確認しましょう。
ガレージシャッターの高さは2.1m~2.4m
ガレージに設置する手動シャッターは、2.1mと2.4mの高さが主流です。また、シャッターの高さを決める際は、車体の高さだけでなく、アンテナやルーフキャリアなど、車体から出ている部分も考慮します。
車種別の高さの目安
必要なシャッターの高さは、ガレージに入庫する車によって異なります。セダンやコンパクトカーは2.1m、ミニバンやSUVなど車高の高い車は2.4m、ハイルーフ車では2.7~3m、トラックでは3m以上が目安です。車高の高い車やトラックを入れる場合は、一般的なサイズである2.1mや2.4mでは高さが足りないため、車種に応じた十分な開口高さが必要です。
シャッターの高さを変更する主な理由
ライフスタイルや業務内容が変わると、これまで問題なく使えていたシャッターでは高さが足りなくなる場合があります。ここでは、高さ変更を検討する代表的な場面を紹介します。
車の買い替え
シャッターの高さ変更が必要になるケースで多いのが、車の買い替えです。これまで乗っていた車より車高の高い車に買い替えると、現在のシャッターでは出入りできなくなる恐れがあります。セダンやコンパクトカーから、ミニバンやSUVなどへ買い替える場合は、必要な開口高さも変わります。ハイルーフ車への買い替えでは、さらに高さが必要です。車を買い替える際は、購入する車が現在のシャッターを通れる高さか確認しましょう。また、将来的に車高の高い車に変える予定があるなら、あらかじめ買い替え後の車にも対応できる高さを選ぶことをおすすめします。
店舗のリニューアル
シャッターの高さ変更が必要になるケースとして、店舗のリニューアルが挙げられます。店内の改装や業態変更に伴い、シャッターの高さ不足に悩む店舗も少なくありません。開口部を上方向に広げれば、店内の視認性を高めたり、開放感のある空間を演出したりできます。加えて、高さがあればレイアウトの変更や商品の搬入出もしやすくなるため、店舗のデザイン性と機能性の両方を高められます。
大型荷物の搬入
倉庫やガレージで大型の荷物や機材を搬入する際、現在設置されているシャッターでは高さが足りず、スムーズに出し入れできないケースが見られます。搬入用のフォークリフトや台車を使用する場合、開口部のわずかな高さの違いでも、作業の進みやすさや利便性は大きく変わります。高さが足りない状態では、荷物や設備を傷つける恐れもあるため、搬入する荷物や使用する機器に合わせて開口高さを確保しなければなりません。
シャッターの高さを上げる方法
シャッターの高さ変更では、現在の開口部や建物の状態によって施工方法が変わります。高さを上げる主な方法を紹介します。
シャッターの交換
現在設置しているシャッターの開口部に余裕があれば、シャッター本体の交換によって高さを変えられます。シャッターの高さは開口部の寸法によって決まるため、開口部の条件に合わせて製品の仕様を変更すれば、必要な高さの確保が可能です。本体を交換する際には、シャッターボックスの位置やスラットの構成を見直し、高さを確保する方法があります。大がかりな建物側の工事を避けられるため、開口部を広げるほどの高さ変更が必要ない場合に適しています。ただし、上部にスペースがない場合は、本体だけを交換しても高さは変わりません。車高の高い車を入れるなど、大幅に高さを上げたい場合は、開口部の拡張工事が必要になります。
開口部の拡張
現在の開口部では希望する高さを確保できない場合は、開口部そのものを上方向へ広げなければなりません。開口部周辺の外壁や構造部分を加工し、シャッターを設置できる高さを確保する工事が必要です。開口部を拡張すれば、現在より大きな開口高さを確保でき、大型車両の出入りや大型荷物の搬入など、より広い開口部が必要なケースにも対応できます。ただし、開口部の周辺には建物の強度にかかわる部分があるため、開口部を広げる工事では、建物の構造への影響を確認しなければなりません。防火性能や用途地域などの法規制が関係するケースもあるため、建物の状態と法規制を確認したうえで施工方法を決めます。
電動化も検討する
シャッターの高さを上げる際に、シャッターの電動化をあわせて行う方法もあります。シャッターが大きくなると重量が増し、手動での開閉が負担になるため、高さを変更するタイミングで電動化します。電動シャッターなら、ボタン操作で開閉できるため、高さが増したシャッターを毎回手動で操作する負担を抑えられるでしょう。車の出入りや荷物の搬出入など、日常的にシャッターを使用する場合にも電動化は向いています。シャッターの高さ変更と電動化を同時に行うと、工事をまとめて行えるため、施工の手間を抑えられます。電動化すると費用が高くなりますが、日々の使いやすさを考えると、有効な選択肢といえるでしょう。
シャッターの高さ変更にかかる費用の目安
シャッターの高さ変更にかかる費用は、本体の交換だけで済むのか、開口部の工事まで必要になるのかによって変わります。ここでは、工事内容ごとの費用の目安を紹介します。
シャッターの交換にかかる費用
本体を交換する費用は、手動シャッターで10万円~、電動シャッターで30万円~が目安です。シャッターの種類やサイズ、設置条件などによって費用は変わるため、実際の金額は現地の状況を確認したうえで算出します。高さを上げるために交換する場合は、希望する開口高さに対応できる製品を選ぶ必要があります。手動と電動のどちらを選ぶかによっても費用が変わるため、使用頻度や開閉方法も踏まえて検討しましょう。
建物の工事にかかる費用
既存の開口部では希望する高さを確保できず、開口部を拡張する場合の工事費用は、20万円~が目安です。開口部の拡張では、開口部周辺の外壁や構造部分を加工するため、シャッター本体の交換だけを行う場合より工事の範囲が広くなります。建物の構造や工事内容によって費用が変わるため、希望する高さを伝えたうえで見積もりを確認しましょう。
既存シャッターの撤去・処分
現在設置されているシャッターを撤去して新しいシャッターへ交換する場合は、既存シャッターの撤去・処分費用もかかります。費用は2万円~が目安です。
シャッターの高さを上げる工事の流れ
シャッターの高さ変更では、現地の状態を確認してから施工方法を決めます。現地調査から施工までの一般的な工事の流れを紹介します。
STEP1.現地調査
まず行うのが、現在のシャッターや開口部、建物の状態を確認する現地調査です。希望する高さに変更できるかを判断するため、本体や開口部の寸法、上部のスペースの有無などを調べます。また、建物の構造や周辺環境も確認し、安全に施工できるかを判断します。
STEP2.見積もり
現地調査の結果をもとに必要な工事内容を決め、費用を算出します。シャッター本体の価格だけでなく、施工費や既存シャッターの撤去・処分費なども含めて、工事にかかる総額を提示します。見積もりを受け取ったら、工事内容と費用の内訳を確認し、不明な点があれば契約前に業者へ確認しましょう。
STEP3.既存シャッターの撤去
現在設置されているシャッターを撤去します。新しいシャッターを設置するため、既存のスラットやシャッターボックスなどを取り外します。撤去した既存シャッターは、処分まで業者が対応するため、自分で処分する必要はありません。
STEP4.開口部の工事
開口部の拡張が必要な場合は、既存の開口部を上方向へ広げます。開口部周辺の外壁や構造部分を加工し、希望する高さのシャッターを設置できるスペースを確保します。開口部の拡張工事では、粉塵や騒音が発生しやすいため、周辺への影響にも配慮が欠かせません。
STEP5.新しいシャッターの設置
最後に、新しいシャッターを設置します。設置後はシャッターを開閉し、正常に動作するか確認します。電動シャッターへ変更する場合は、電動機構や配線の状態の確認も欠かせません。動作に問題がなければ工事は完了です。
シャッターの高さを上げる際の注意点
高さを上げると、車や荷物の出し入れをしやすくするなど、利便性を高められる一方で、建物や周辺への影響も考慮しなければなりません。ここでは、シャッターの高さを上げる際に注意したいポイントを紹介します。
建物の強度
高さを上げる際は、建物の強度への影響を考慮しなければなりません。梁や外壁など、建物の構造に関係する部分を加工するケースもあるためです。開口部を広げると建物全体の構造バランスに影響し、耐久性や安全性を損なう可能性があります。必要な補強をせずに工事を進めると、壁面のひび割れや歪みなどにつながるでしょう。そのため、開口部周辺のスペースを広げる場合は、建物の構造や状態を確認し、安全性に配慮した施工方法を選びます。専門業者に現地調査を依頼し、適切な施工方法を提案してもらいましょう。
法令上の制限
シャッターや開口部を変更する際には、建物の用途や立地によって、法令上の制限がある点にも注意が必要です。例えば、防火地域や準防火地域では、建物や開口部の条件によって、防火性能を備えたシャッターが求められます。店舗や倉庫などでは、建築基準法による開口部や避難に関する基準も関係します。自治体の条例によって条件が定められている場合もあるため、シャッターの高さだけを基準に製品を選ぶのではなく、建物の用途や立地に適した仕様を選ばなくてはなりません。法令に適合しない状態で工事をすると、工事後に仕様の変更や是正を求められる恐れがあります。高さ変更を依頼する際は、法令や条例についても業者に確認してもらいましょう。
工事期間
高さを上げる工事では、工事にかかる期間だけでなく、工事中の出入りや営業への影響も考慮しなければなりません。特に、開口部の拡張を伴う場合は、現在設置されているシャッターの撤去や新規設置に加え、開口部の加工などの工程があります。工事内容によって異なりますが、工事期間は数日から1週間程度が目安です。工事中は出入口を使用できない時間が発生するため、店舗や倉庫などでは、商品の搬入や車両の出入りが制限され、営業や業務に支障が出る可能性があります。住宅のガレージでも、工事期間中は車を別の場所へ移動させる必要が生じるでしょう。また、開口部の加工では、騒音や振動、粉塵が発生します。店舗や倉庫などで工事をする場合は、営業への影響だけでなく、周囲への配慮も欠かせません。休業日や営業時間外に工事を行うなど、現場の状況に合わせた施工日程の調整が必要です。
シャッターの高さ変更は99シャッターにおまかせください

シャッターの高さ変更が可能か、どのような工事が必要かを判断するには、専門業者への相談が欠かせません。99シャッターでは、建物構造や設置状況を見極め、要望に合わせた適切な施工方法を提案します。
シャッターの高さ変更も対応可能
99シャッターでは、高さ変更を伴うシャッター工事に対応しています。「車種の変更によってハイルーフ車を入れたい」「倉庫・工場の荷物の出し入れに必要な高さを確保したい」など、高さを上げたい理由はさまざまです。高さ変更を検討しているものの、どの程度まで高くできるのかわからない場合も、現在のシャッターや建物の状態を確認した上で、最適な方法を提案します。車の出入りや荷物の搬入など、シャッターを高くしたい目的も含めてご相談ください。
シャッターの高さ変更とあわせて電動化も可能
99シャッターでは、シャッターの高さ変更とあわせた電動化にも対応しています。シャッターが大きくなると、開閉時に動かすスラットの量も増えるため、女性や高齢者など、力が弱い方は操作しにくくなるでしょう。特に、車の出入りなどで毎日シャッターを開閉する場合は、開閉方法もあわせて見直すことをおすすめします。電動シャッターなら、リモコンやスイッチを使って楽に開閉できるため、手動でシャッターを持ち上げたり下ろしたりする負担を減らせます。高さ変更によってシャッターが大型になる場合は、電動化も含めた施工方法の提案も可能です。現在は手動シャッターを使用していて、高さを上げるとともに開閉の負担も減らしたい場合は、電動化についてもご相談ください。
現地調査・見積もりは無料
シャッターの高さ変更に必要な工事内容や費用は、設置場所や現在のシャッターの状態によって異なります。99シャッターでは、現地調査と見積もりは無料です。高さ変更では、本体の交換だけで済むのか、開口部の拡張まで行うのかによって工事内容が変わります。また、既存シャッターの撤去・処分や、新しいシャッターの仕様なども費用に関係します。現地調査で確認するのは、現在のシャッターや開口部の寸法、シャッター上部のスペースや建物の状態などです。希望する高さも踏まえて、どのような工事で対応できるかを判断します。調査結果をもとに工事内容を決め、シャッター本体の価格や施工費、既存シャッターの撤去・処分費などを含め、工事にかかる総額を提示します。開口部の工事や電動化を含めた施工についても、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
現在設置しているシャッターの高さが不足しても、高さの変更は可能です。ただし、開口部や建物の状態によって必要な工事が異なります。高さ変更にかかる費用や工事期間も施工内容によって変わり、建物の強度や法規制についても確認が必要になるため、専門業者への相談が欠かせません。99シャッターでは、シャッターの修理・交換、メンテナンスや点検に加えて、高さ変更にも対応しています。車の買い替えや店舗のリニューアル、荷物の搬入口拡張など、目的に合わせた最適な施工プランをご提案します。現地調査・見積もりは無料で行っていますので、シャッターの高さ変更を検討している方はお気軽にご相談ください。
【筆者・監修者企業】
99シャッター(合同会社BUKAS)
弊社はシャッターを扱って15年以上の実績をもつ代表をはじめ、豊富な工事実績があります。
窓シャッター・車庫シャッター・工事シャッターではメーカー全面協力により信頼と安心安全の施工を実現し、メーカー保証付きで格安で施工いたします。
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