ガレージの位置変更や店舗のリニューアル、建物の改装などに伴い、現在設置しているシャッターの移設が必要になる場合があります。また、シャッターが不要になり、撤去を検討するケースもあるでしょう。ただし、シャッターの状態や再設置先の条件によっては、移設できない可能性があります。この記事では、シャッターを移設できる条件や費用の目安、工事の流れまでくわしく解説します。
移設と撤去との違い
移設と撤去にはどのような違いがあるのでしょうか?ここでは、それぞれの違いについて解説します。
移設とは?
移設とは、店舗や工場・倉庫の出入口などに設置されているシャッターを取り外し、別の場所に再設置する工事です。単純に取り外して付け直すだけではなく、移設先の寸法や取り付け条件などを確認する必要があります。移設先の開口部周辺の構造や環境などを確認し、既存のシャッターを設置できるか判断します。
撤去とは?
撤去とは、現在設置されているシャッターを取り外し、再利用せずに処分する工事です。シャッターが不要になった場合や、老朽化・破損などによって交換する場合に撤去をします。移設とは異なり、別の場所へ再設置する作業はありません。
移設・撤去が必要になるケース
移設・撤去を検討する理由はさまざまです。具体的にどのような場面で移設・撤去が必要になるのかを見ていきましょう。
住宅のリフォーム
移設・撤去が必要になるケースとして多いのが、住宅のリフォームです。建物の改修によって開口部の位置を変更すると、本体の設置位置も見直す必要があります。また、ガレージの位置変更も代表的な例です。ガレージの場所や出入口を変更する場合は、現在設置されているシャッターを新しい位置へ移設する方法を検討します。リフォームの内容によっては、撤去や交換も選択肢になるでしょう。
店舗のリニューアル
店舗の改装やレイアウトの変更によって、出入口の位置を変更するケースもよくあります。出入口を移動すると、シャッターの位置も新しい配置にあわせて変更しなければなりません。店舗のレイアウトを大きく変更しても、出入口のサイズ変更がない場合は移設も可能でしょう。一方で、改装によって出入口のサイズを大きく変更した場合は、既存のシャッターを設置できない可能性が高いため、撤去や交換も視野に入れなければなりません。
機能性の向上
シャッターの機能性を高めるために、撤去や交換をする場合もあります。例えば、防犯性を高めるためにシャッターの位置や仕様を見直したり、手動シャッターから電動シャッターへ変更して利便性を向上させたりするケースです。現在のシャッターでは必要な機能を満たせない場合は、新しいシャッターへの交換も選択肢になります。建物の用途や求める機能に合わせて、最適な方法を検討します。
老朽化
シャッターを長年使用して老朽化が進んだ場合は、修理だけでなく撤去も検討します。現在の状態によっては、修理やメンテナンスを行えば、移設が可能な場合もあります。ただし、開閉時の動作に不具合が生じたり、修理しても改善が見込めなかったりする場合は、撤去して新しいものに交換しなければなりません。シャッターの状態や改修内容に応じて、再利用するか交換するかは、シャッターのプロである業者が判断します。
破損
車両の接触や物の衝突などによって破損したシャッターも、破損箇所や状態に応じて修理や交換をします。スラットやレールなど一部の破損であれば、破損した部分を修理して使い続けることも可能です。一方で、大きく破損して修理が難しい場合は、新しいものに交換します。
移設できるか判断するポイント
移設できるかどうかは、シャッター本体の状態だけでなく、移設先の寸法や取り付け条件なども関係します。移設できるかどうかを左右するポイントについて解説します。
シャッター本体の状態
まずチェックするポイントが、シャッターの状態です。スラットやレール、シャフトやスプリングなどの部材に大きな損傷がなく、移設後も問題なく使用できる状態かどうかを確かめます。現在の設置場所で正常に開閉できているかも判断材料になります。動作不良や異音などの不具合がある場合は、移設だけでなく修理やメンテナンスも必要になるでしょう。
移設先の開口部のサイズ
移設できるかどうかを左右するポイントとして、移設先の開口部のサイズが挙げられます。現在設置されているシャッターの幅や高さと、移設先の開口部のサイズが合っているかを確認します。開口部のサイズが大きく異なる場合は、既存のシャッターをそのまま取り付けられません。サイズがあわなければ、交換を検討する必要があります。
移設先の取り付け条件
移設先の構造やスペースも確認すべきポイントの一つです。設置場所の構造や周辺スペースなど、シャッターを取り付けられる環境が整っているか確かめます。柱や壁の強度が十分にあるか、シャッターケースを収める空間があるかを確認し、既存のシャッターを取り付けられるか判断します。
シャッターの種類ごとの撤去方法
移設できないケースでは、撤去が選択肢になるでしょう。撤去ではシャッターの種類によって必要な作業が異なります。手動式や電動式、ガレージシャッターについて、それぞれの工事内容を解説します。
手動シャッターの撤去
手動式の撤去では、スラットやレール、スプリングシャフトやシャッターボックスなど、シャッターを構成する部材を取り外します。シャッターの構造や設置状況を確認し、各部材を撤去した上で設置場所から搬出する流れです。ただし、シャッターの大きさや設置場所によって、撤去した部材の搬出方法も変わります。また、住宅の窓などに設置された小型のものと、店舗や倉庫などに設置された大型のものでは、必要な作業量も変わってきます。
電動シャッターの撤去
電動式には、スラットやレールなどの部材に加えて、モーターや安全装置などの設備も取り付けられています。手動式と比べて撤去する部材や設備が多く、本体だけでなく電動設備まで撤去する点が特徴です。また、電動式はモーターを備えているため、手動式よりも撤去する設備の重量が大きくなります。特に大型のシャッターでは、取り外した部材を安全に搬出できるよう、作業スペースや搬出経路の確保も必要です。なお、電動式の配線や電気機器の取り外しなど、電気工事を伴う作業は、電気工事士の有資格者が行わなければなりません。
ガレージシャッターの撤去
ガレージシャッターは、住宅の窓などに設置されるシャッターよりも開口部が大きく、シャッター自体も大型です。開口部の大きな場所に設置されたシャッターでは、撤去する部材の重量も大きくなるため、解体や搬出などの作業に手間がかかります。また、ガレージシャッターには手動式だけでなく電動式もあり、電動式ではモーターや制御装置などの電動設備も撤去対象です。
移設・撤去にかかる費用の相場
シャッターを移設・撤去するには、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?ここでは、撤去と移設それぞれの費用相場と、追加費用が発生するケースを紹介します。
撤去にかかる費用
撤去費用は5万円~が目安です。撤去工事では取り外すだけでなく、撤去した部材を現場から運び出し、処分する作業も必要です。搬出作業にかかる手間や時間、シャッターの処分にかかる費用によって、撤去費用は変わります。また、撤去した後に建物の補修が必要になった場合は、補修工事費もかかります。
移設にかかる費用
移設費用は10万円~が目安です。移設では、現在設置されているシャッターを取り外し、移設先まで運んだ後に再び取り付けます。撤去だけで工事を終える場合と比べて、運搬と再設置が必要になるため、その分だけ費用も高くなることが一般的です。
交換にかかる費用
シャッターを設置してから10~15年が経過している場合は、交換も検討しましょう。シャッターの交換費用は、手動式で20万円~、電動式で50万円~が目安です。手動式から電動式へ変更する場合は、電動化のためのモーターや電気設備などが必要になるため、手動式の交換よりも費用が高くなります。
追加費用が発生するケース
移設・撤去の基本工事に加えて、別の工事が必要になる場合は、追加費用が発生します。例えば、開口部寸法を調整する補修工事、構造を加工する鉄骨工事、シャッターの重量を支えるための補強工事などです。基本の移設・撤去工事とは別の作業が必要になるため、工事費が加算されます。
移設・撤去費用が変わる要因
同じ移設・撤去の工事でも、さまざまな要因によって費用は変わります。費用に影響する主な要因を解説します。
シャッターの種類
費用が変わる要因として、シャッターの種類が挙げられます。手動式に比べて、電動式は撤去・移設する際に、モーターや制御装置、配線などの電動設備を取り外す作業も加わります。移設では、移設先で電動設備を再び接続する作業も必要です。電気工事が必要になる場合は、別途電気工事費が加わるため、手動式よりも費用が高くなります。
シャッターの大きさ
費用はシャッターの大きさによっても変わります。大型のシャッターは、シャッターを構成する部材の重量が大きくなるため、取り外した後の搬出や運搬に手間がかかります。移設では、重量のある部材を再び取り付ける際の作業負担も大きくなるでしょう。シャッターが大型になるほど、取り外しから運搬、再設置までの負担が増えるため、小型のシャッターよりも費用が高くなります。
移設先の状態
移設先の状態も、費用に影響を与える要因の一つです。移設先の開口部が既存のシャッターに合わなければ、寸法を調整しなければなりません。また、シャッターを取り付ける部分に補強を施す場合は、移設工事とは別に補強工事の費用がかかります。移設先で追加の工事が発生すると、その分だけ移設費用も高くなります。
シャッターの移設距離
費用は現在の設置場所から移設先までの距離によっても変わります。移設先までの距離が長くなるほど運搬の負担が大きくなり、費用も高くなります。
移設・撤去工事の流れ
実際に工事がどのように進むのか、工事の流れを見ていきましょう。
現地調査
業者に移設や撤去について相談すると、担当者が現地を訪問して調査をします。設置されているシャッターの種類や大きさ、設置状況などを確認します。移設では、現在の設置場所だけでなく、新しく取り付ける場所の開口部や壁面、下地の状態も調査の対象です。電動式では、モーターや制御装置、配線などの電動設備についても確認し、移設先で再接続できる環境かどうかを調べます。
見積もり
現地調査の内容をもとに、工事にかかる費用の見積もりが提示されます。撤去では解体や搬出・処分、移設では取り外しに加えて運搬・再設置が費用に含まれます。移設先で開口部の調整や補強などの追加工事が必要な場合は、別途費用が加わるため、見積もりの内訳を確認しましょう。
取り外し
工事でまず初めに行うのが、現在設置されているシャッターの取り外しです。移設の場合は再利用する部材を傷めないよう慎重に取り外し、撤去の場合は各部材を順番に解体して搬出します。
搬出・運搬
安全に各部材を取り外した後は、設置場所から搬出します。撤去では処分するために現場から運び出し、移設では新しい設置場所まで運搬します。
再設置
移設の場合は、新しい設置場所へシャッターを取り付けます。取り外した部材を組み立て、移設先の開口部にあわせてシャッターを取り付けたら、電動式ではモーターや配線などの電動設備も接続します。設置後はシャッターが正常に開閉するか、リモコンなどが正常に作動するかを確認して工事は完了です。
シャッターの移設・撤去は99シャッターにおまかせください

住宅のリフォームや店舗のリニューアル、工場や倉庫の改築などでシャッターの移設・撤去を検討している方は、99シャッターへご相談ください。豊富な施工実績と専門知識をもとに、現場の状況や要望にあわせた適切な施工を行います。
シャッターの修理・交換から移設・撤去まで対応
99シャッターでは、日頃のメンテナンスや点検、故障時の修理・交換はもちろん、移設や撤去作業まで対応しています。設置環境の変化や建物の改修に伴う撤去、別の場所への移設作業など、現場の要望や状況に応じた工事を提案します。
現地調査・見積もりは無料
99シャッターでは、現地調査から見積もりまで無料で行っています。移設できるかどうかを確認したい場合や、撤去にどのくらいの費用がかかるのか知りたい場合にも相談しやすいでしょう。移設・撤去にいくらかかるかは、シャッターの種類や設置状況などによって異なります。工事を依頼する前に現地調査を受けることで、シャッターの状態や設置状況に応じて必要な工事内容を確認できます。見積もりでは工事にかかる費用が提示され、内容や金額に納得したうえで依頼するかどうかを決められるため安心です。
メーカーを問わず施工可能
99シャッターでは、メーカーを問わずシャッターの修理・交換や移設・撤去をしています。三和シヤッターや文化シヤッター、YKKやリクシルなど、これまでさまざまなメーカーのシャッターを施工してきた実績があり、メーカーごとの構造や仕様も熟知しています。状態や設置年数によっては、移設ではなく交換や撤去が適している場合もあるでしょう。使用年数や劣化の程度などを踏まえ、移設後も問題なく使用できるかどうかを判断します。
まとめ
シャッターの移設では、現在の状態や移設先の条件によって、施工できるかどうかが決まります。また、工事内容や費用は、シャッターの種類や大きさ、移設先の状況などによって異なります。99シャッターでは、シャッターの修理・交換、メンテナンスや点検に加えて、移設・撤去も承っています。店舗や倉庫・工場の休業日に施工するなど、スケジュールにも柔軟に対応可能です。対応エリアは、東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・群馬・栃木の関東エリアから、愛知・岐阜の東海エリア、大阪・京都・奈良・滋賀・和歌山の関西エリア、岡山の中国エリアまで幅広い地域をカバーしており、最短で即日修理に伺います。現地調査・見積もりは無料で行っていますので、シャッターについての悩みごとは、99シャッターまでお気軽にご相談ください。
【筆者・監修者企業】
99シャッター(合同会社BUKAS)
弊社はシャッターを扱って15年以上の実績をもつ代表をはじめ、豊富な工事実績があります。
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私たち99シャッターは、シャッター修理・交換・取付に関するお役立ち情報を発信しております。



