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    車庫入れの最中に誤って車をぶつけたり、強風で飛来物が当たったりして、シャッターが凹んでしまうトラブルは意外と多いものです。「少しの凹みだから動けば問題ない」と、そのまま使い続けてはいないでしょうか。実は、軽微な凹みであっても放置するのは危険です。シャッターが変形した状態で稼働を続けると、シャッターボックス内での巻き取り不良や異音、サビの発生につながり、最終的にはシャフトやスプリングの故障など、高額な修理が必要になる場合もあります。この記事では、シャッターが凹んだ際に注意すべき行動や状況に応じた修理方法から、費用の相場や保険が使えるかどうかの判断ポイントまで、詳しく解説します。

    シャッターが凹んだときに注意すべき行動

    シャッターに凹みや歪みが生じた際、無理に開閉をしたり、自分で何とかしようとしたりする行為は避けるべきです。誤った対応は被害を拡大させ、修理費用を増大させる原因となります。ここでは、トラブルが発生した際の注意点を紹介します。

    無理に開閉を続けない

    シャッターに凹みを見つけたら、いつものようにシャッターを開閉するのは避けましょう。変形したスラットを巻き上げると、ガイドレールとの干渉が生じやすくなり、収納ボックス内部で引っ掛かりやズレが発生します。スラットの一部補修で対応できた状態でも、無理な操作を続けることで被害が広がり、シャッター全体の調整や部材の交換まで及ぶ恐れがあります。開閉時に違和感があったり、スラットに凹みが確認できたりする場合は、操作を控え、点検を優先してください。

    修理業者に依頼する

    シャッターの構造は複雑で、凹みによって内部のシャフトやスプリングにどのような影響を及ぼすのかは、プロでなければ判断できません。見た目は小さな凹みであっても、自己判断でそのまま放置せず、速やかにシャッター修理業者へ連絡を入れましょう。プロの視点で点検を受けると、外見では分からない不具合を発見でき、最小限の修理で済むケースも少なくありません。安全を確保する意味でも、シャッター修理業者への相談が確実な解決策です。

    シャッターに凹みが生じるきっかけ

    シャッターの凹みは、予期せぬ事故だけでなく、経年劣化や誤ったメンテナンスなど、さまざまな要因で発生します。ここでは、代表的な4つの原因を紹介します。

    無理な自己修理による変形

    修理にかかる費用を抑えたいからといって、シャッターの凹みを裏側からハンマーで叩いて直そうとする人もいるでしょう。ごく軽微な凹みであれば叩いて直せる場合もありますが、実際にはその程度で済むケースはほとんどありません。安易に叩くとかえって歪みを複雑にしてしまい、本来なら部分補修で済んだはずが、全交換が必要になるなど、修理費用が高額になる恐れがあります。

    車や自転車などによる衝突

    シャッターの凹みトラブルの中で最も頻度が高いのが、車や自転車の衝突によるものです。特に、車による衝撃は非常に大きく、ぶつかった箇所のアームやスラットが凹むだけでなく、両サイドのガイドレール自体が歪んでしまうこともあります。また、子どもが自転車を倒したり、ボール遊びでぶつけたりした程度の衝撃でも打ち所が悪ければスラットが変形し、スムーズな開閉を妨げる要因となります。

    台風や強風による飛来物

    台風や強風によって飛ばされた看板や植木鉢などの飛来物との衝突も、シャッターに凹みが生じる原因です。強風にあおられた飛来物が勢いよくぶつかると、その衝撃でスラットが大きく変形してしまいます。また、物が当たらなくても、強風の風圧そのものがシャッター全体を押し込み、スラットをたわませてガイドレールから外してしまうケースもあります。

    経年劣化による歪み

    設置から長期間経過したシャッターは、経年劣化によって部材の強度が低下し、凹みや歪みが生じるリスクが高まります。一般的に、シャッターの耐用年数は10年から15年程度ですが、雨風にさらされ続けると塗装が剥がれ、サビが発生して金属が脆くなってしまうのです。また、可動部の潤滑油が切れて動きが悪くなると、開閉のたびにスラットやシャフトに過剰な負荷がかかり、負荷の蓄積によって部材が歪む原因となります。目立った衝突事故がないにもかかわらず、シャッターが波打っていたり、一部が凹んでいたりする場合は、寿命による材質の劣化が考えられます。

    凹みの状態による修理・交換の判断

    シャッターの凹みを直す際、損傷の程度や場所によって、部材の部分交換で済むか全体の交換が必要になるかが決まります。修理の内容や費用に関わる判断基準について解説します。

    修理で対応できる凹み

    損傷した範囲が狭く、ガイドレールやシャフトなどの駆動部に異常がない場合は、凹んだスラットのみを新しいものと入れ替える部分交換が可能です。一般的な軽量シャッターのスラットは一枚ずつ連結された構造のため、不具合のある箇所だけを取り外して交換できます。全体を交換するよりも部材費や工事費を安く抑えられる点がメリットです。ただし、部分交換には制約があり、既存のシャッターと同じメーカー、同じ形状の部品が入手できる場合に限ります。また、部分交換を選択する際に注意が必要なのが、既存部分との色の差です。長年使用したシャッターは紫外線や雨風で塗装が退色しており、新品のスラットを数枚だけ組み込むと、新しい部分だけ色が濃く浮いて見えてしまいます。機能的には問題ありませんが、外観の統一感を重視する場合や、建物の美観を損ないたくない場合は、スラットの塗装や交換をおすすめします。

    交換が必要になる凹み

    凹みが広範囲に及ぶ場合や、スラットだけでなく左右のガイドレールまで歪んでいる場合は、シャッター全体の交換が必要です。ガイドレールが変形していると、新しいスラットを入れてもスムーズに昇降できず、すぐに故障してしまいます。また、見た目の凹みが小さくても、異音や動作不良などの症状が出ている場合も交換の対象です。開閉時に「キーキー」「ガリガリ」といった異音がする、巻き上げが以前より重い、左右どちらかに傾いて下りてくるといった症状は、シャフトやスプリングに損傷があるサインで、表面的な修理では直りません。さらに、シャッターの設置年数も重要な判断基準です。メーカーの部品保有期間は一般的に、生産終了から10年程度とされており、古いシャッターは交換部品が入手できない可能性があります。仮に部品が入手できたとしても、シャフトやスプリングなど他の部材が劣化しているケースも少なくありません。部分修理を繰り返すより、全交換してしまった方が長期的な維持費を抑えられる場合も多いため、15年以上経過している場合も全交換が推奨されます。

    シャッターの凹み修理にかかる費用相場

    シャッターの凹み修理は、どの部位をどのように直すかによって費用が異なります。ここでは、修理箇所ごとに費用の目安を紹介します。

    スラットの修理・交換にかかる費用

    凹んだスラットの修理には、既存の部材を直すへこみ修理と、新しい部材に入れ替える交換の二通りがあります。軽微な凹みの修理やスラットの調整であれば、5,000円程度が目安です。一方、スラットの交換が必要な場合は、1枚当たり5,000円程度かかります。交換するスラットの枚数が増えるほど費用は上がり、全てのスラットを交換する場合は、20万円程度が相場です。

    ガイドレールの修理・交換にかかる費用

    ガイドレールの歪みは、スラットの動きを直接妨げるため、早急な対処が必要です。レール自体の交換をせず、歪みを直すレール調整のみで済む場合は、1万円程度が目安となります。一方、レールが折れ曲がって交換が必要な場合は、レールの長さや本数によって異なりますが、2万円から3万円程度かかります。

    広範囲の凹みや歪みによる交換対応の費用

    凹みが全体に及んでいる場合や、古いシャッターで交換部品がない場合は、シャッター本体ごとの全交換となります。費用には新しい本体価格のほか、古いシャッターの撤去費や処分費が含まれます。製品のグレードやサイズによって価格は変動しますが、手動シャッターの場合は20万円程度が相場です。電動シャッターの場合は、モーターや制御装置、電気配線工事が必要になるため、30万円から50万円程度が目安となります。

    シャッターの凹み修理で保険が使えるケース

    シャッターの凹みは、発生した原因によって火災保険の補償対象となる可能性があります。多くの人が加入している火災保険ですが、補償範囲は火災被害だけではありません。契約内容によっては、自然災害や突発的な事故による建物被害もカバーされます。高額になりがちなシャッター修理費用の負担を減らすため、保険が適用される具体的な条件について確認しましょう。

    台風や強風による飛来物で凹んだ場合

    台風や強風などの自然災害は、火災保険の風災補償の申請対象です。強風の圧力でスラットがガイドレールから外れて曲がってしまった破損や、強風に煽られた看板や屋根瓦などの飛来物が衝突して生じた凹みが該当します。こうした自然災害による破損は、発生日時と原因が明確であれば、補償の対象となります。ただし、補償を受けるには、被害状況を証明する写真を添えて災害の規模や発生日時を報告し、保険会社から風による被害だと認められなければなりません。

    落下物や外部からの衝撃によって凹んだ場合

    自然災害以外でも、外部からの飛来物や落下物による衝突は、火災保険の物体の落下・飛来・衝突という項目で補償されます。例えば、道路を走行中の他人の車が跳ねた石が当たったケースや、何らかの物体が空から落ちてきて破損させた事故などが挙げられます。ただし、保険で補償されるには、偶然かつ突発的な事故でなければなりません。意図的な破損や、自分でぶつけた過失は対象外となるため、衝突物の写真など、原因を特定できる客観的な証拠が必要です。

    経年劣化や通常使用による凹みは対象外となる点に注意

    保険では、経年劣化による破損は一切補償されません。耐用年数を超えた使用や、サビ・腐食による歪みなどは全て対象外です。保険会社は、写真や見積もり、現地調査などをもとに、被害が突発的な事故か、経年によるものかを確認します。メンテナンス不足で動きが悪くなり、無理に開閉して凹ませてしまったとしても、老朽化の一部とみなされ、自己負担での修理が原則です。

    保険を使う前に確認しておきたいポイント

    シャッター修理を業者に依頼する前に確認しておきたいのが、保険の契約内容です。契約によっては、損害額が一定の金額を超えなければ保険金が支払われない「免責金額」が設定されている場合があるからです。また、正しい被害認定を受けるためには、現場に手を加えず、被害時の状態を保たなければなりません。片付けや応急処置で形を変えてしまうと、正確な審査ができなくなる恐れがあります。被害直後に全体と凹んだ箇所のアップを撮影し、損傷した状態のままでシャッター修理業者に見積もりを依頼してください。保険会社への連絡と並行して、業者には「保険申請用の見積もりが必要」だと伝えておくと、手続きがスムーズに進みます。

    シャッターの凹み修理・交換依頼は99シャッターへ

    シャッターに生じた凹みは、見た目を損なうだけでなく、開閉時の異音や作動不良、さらには内部部品への過度な負担を招く原因になります。一見すると軽微な変形であっても、使い続ければ歪みが広がり、最終的には全く動かなくなる恐れもあるため、早期の点検と適切な対応が欠かせません。また、台風や強風による飛来物が原因で凹んだ場合は、火災保険の活用で修理費用をまかなえる可能性があります。自身で判断せず、まずは発生時の状況を整理し、専門家へ相談しましょう。99シャッターは、あらゆるメーカーやタイプのシャッターに対応する修理・交換のプロフェッショナルです。凹んだ箇所の部分的な補修はもちろん、保険申請を視野に入れた詳細な見積もり作成まで、豊富な施工実績に基づき丁寧にサポートいたします。わずかな変形への対応や、保険適用に関する具体的な相談も、99シャッターにお任せください。確かな技術で、シャッターの不具合を迅速に解消します。

    シャッターに凹みができた時の対処法!修理費用の相場や保険適用のポイント

    【筆者・監修者企業】

    99シャッター(合同会社BUKAS)

    弊社はシャッターを扱って15年以上の実績をもつ代表をはじめ、豊富な工事実績があります。
    窓シャッター・車庫シャッター・工事シャッターではメーカー全面協力により信頼と安心安全の施工を実現し、メーカー保証付きで格安で施工いたします。
    私たち99シャッターは、シャッター修理・交換・取付に関するお役立ち情報を発信しております。

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