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    「シャッターが急に動かなくなったけど、自分で直せないの?」とお考えではありませんか? 毎日使うシャッターの不具合は、自宅や店舗の防犯性や利便性に関わるため、一刻も早く解決したいでしょう。

    インターネット上では、修理に関するさまざまな情報が公開されていますが、シャッターの修理は一見簡単そうに見えても、専門知識と経験に加えて、適切な工具が不可欠な作業です。

    安易に自分で直そうとすると、症状を悪化させたり、思わぬ事故につながったりするリスクがあります。

    この記事では、シャッター修理を自分で行う際のポイントを解説しながら、プロに依頼した場合のメリットや安全性についても詳しくご紹介します。

    よくあるシャッターのトラブルと確認すべきポイント

    シャッターに不具合が起きたとき、まずはどの部分に問題があるのかを正しく把握することが重要です。

    不具合の原因によっては、自分で対処できる軽度なものもあれば、専門的な修理が必要な深刻なケースもあります。

    ここでは、よくあるシャッターのトラブルと、それぞれのチェックポイントをご紹介します。

    鍵が回らない

    シャッターの鍵が回らない場合、内部のシリンダーやラッチの動作不良が疑われます。

    砂ボコリの侵入や潤滑不足、経年劣化が原因となっていることが多く、無理に力を入れると鍵穴が破損するおそれがあります。

    まずは、鍵穴にゴミやサビがたまっていないかを確認し、市販の鍵専用の潤滑剤を使って様子を見ましょう。

    それでも改善しない場合は、内部の部品が損傷している可能性が高いため、業者による分解修理が必要です。

    鍵周辺のトラブルは、自宅や店舗の防犯性にも直結するため、早めの対応が求められます。

    シャッターの開閉時に異音がする

    シャッターの開閉時に異音が聞こえる場合、レールやスラット、巻き取りバネなどに不具合が生じている可能性があります。

    スラットのゆがみや異物の挟まり、潤滑不足などが原因となり、摩耗が進行すると破損へとつながります。

    異音が一時的なものではなく、使用するたびに聞こえるようであれば、早急に点検が必要です。

    症状が悪化する前にプロに見てもらうことで、大きな修理を避けられる可能性があります。

    シャッターがスムーズに開閉しない

    「シャッターの動きが重い」「途中で止まる」「完全に開ききらない」といった症状は、可動部の摩耗やモーターの劣化、シャフトやレールのゆがみによって発生します。

    砂や汚れがたまって動作が妨げられていることも多いため、まずはレール周辺の清掃を試してみましょう。

    ただし、清掃後も改善しない場合は、内部の部品の調整や交換が必要な段階に来ていると考えられます。

    無理に使い続けることで、シャッターが完全に動かなくなる可能性もあるため、注意が必要です。

    リモコンが効かない・反応が悪い

    電動シャッターのリモコンが効かない場合、最初に確認すべきは、電池切れや受信部との距離の確認です。

    新しい電池に交換しても改善しない場合は、受信機や内部配線に問題がある可能性が考えられます。

    また、リモコンの基板が故障しているケースもあり、見た目では判断が難しい場合もあります。

    制御系統のトラブルは感電リスクを伴うため、安全のためにも早めに専門業者に点検を依頼しましょう。

    シャッター修理は自分でできる?

    シャッターの不具合は、基本的に専門業者に依頼するのが安全かつ確実な対応です。

    シャッターは構造が複雑な上、目に見えない部分で劣化や破損が進行していることも多く、安易な自己修理はかえって症状を悪化させる原因になるからです。

    ただし、レールの掃除や電池交換など、ごく簡単な作業であれば、自分で対応できるケースもあります。

    ここでは、危険が伴わず、自力で行える基本的な対処方法をご紹介します。

    自分でできること

    シャッターの不具合に直面した際、自分で対応できるのは、ごく簡単な日常メンテナンスの範囲に限られます。

    日常的な清掃

    シャッターに付着したホコリやゴミは、動作不良や異音の原因になります。

    特に、スラットの隙間やレール部分には、砂や落ち葉が詰まりやすいため、こまめな清掃が欠かせません。

    スラット表面の汚れを拭き取ったり、レール部分のごみを取り除いたりするだけでも、動作がスムーズになります。

    水や洗剤は使わず、乾いた布やエアダスターなどで優しく清掃するのがポイントです。

    定期的なメンテナンス

    月に1回程度のメンテナンスとして、シャッターの動きや異音の有無をチェックしておくことも、トラブルの予防につながります。

    シャッターを上げ下げし、「動作が重くないか」「引っかかりがないか」を確認してみましょう。

    また、必要に応じてレール部分に市販の潤滑剤を使用することで、摩擦を軽減し、部品の劣化を防げます。

    使用する潤滑剤は、溶剤の含まれていないシリコンスプレーがおすすめです。

    油性の潤滑剤やグリスなどを使うと、逆にホコリを吸着してしまい、トラブルの原因になることがあります。

    電池や電源の確認

    電動シャッターで、「リモコンが効かない」「反応が遅い」といった症状が出た場合、まずは電池切れを疑いましょう。

    電池を新しいものに交換しても改善しない場合は、「電源が入っているか」「ブレーカーが落ちていないか」も確認します。

    電池の交換や電源の確認だけで改善するケースも多く、初期段階のトラブルなら自分で解決できる可能性があります。

    ただし、電源まわりのトラブルが頻発する場合は、内部の制御部品に不具合がある可能性が高いため、専門業者の点検が必要です。

    プロに依頼すべきケース

    シャッターの不具合の多くは、自己判断での対応が極めて危険なケースがほとんどです。

    特に、電動シャッターの内部構造や重要な部品に問題が生じている場合、無理に手を加えることで、重大な事故につながるおそれがあります。

    シャッターに次のような症状が見られるときは、迷わず専門業者に相談しましょう。

    シャッターが動かない

    電動シャッターの使用中によくある、「リモコンやスイッチを押してもまったく反応しない」「手動でも開閉できない」といったトラブルは、モーターや制御盤などの電動部品に生じた深刻な不具合が原因の可能性が高いです。

    内部の配線や回路が故障しているケースもあり、素人が分解すると感電や故障の拡大を招く危険性があります。

    また、強引にシャッターを動かそうとすると、スラットやガイドレールがゆがみ、修理では済まない損傷に発展することもあるため、無理に動かそうとせず、まずは専門業者に相談して対応を任せると安心です。

    異音がする

    開閉時に異常な音がする場合、内部のバネや軸受け、スプリング、モーターなどの部品に摩耗や損傷が発生している可能性があります。

    音の発生源が特定しにくい上、使用を続けることで破損が拡大し、最終的にはシャッターが落下する危険もあるため注意が必要です。

    異音がする状態で使い続けると、部品の摩耗や破損が広がり、交換が必要な箇所が増えてしまうため、修理費用が高額になる可能性があります。

    早い段階で点検を依頼することで、負担を抑えられるでしょう。

    スラットが破損している

    スラットが広範囲にわたってへこんでいたり、大きくゆがんでいたりする場合、そのままの状態で使用することは非常に危険です。

    破損したまま動かすと、レールに引っかかってシャッターが途中で止まったり、スラットが脱落したりして、事故につながるリスクもあります。

    スラットの修理や交換には、部品の選定や正確な取り付け作業が必要になるため、誤った処置はさらなるトラブルを招きます。

    安全性と機能性を確保するためにも、専門業者による対応が欠かせません。

    シャッターの故障や不具合を悪化させてしまうケース

    シャッターのトラブルを自己判断で対応しようとすると、かえって状態を悪化させてしまうことがあります。

    特に誤った方法で修理を試みた場合、トラブルが拡大し、最終的には高額な修理費や安全リスクを伴うことも少なくありません。

    ここでは、避けるべき代表的な対処方法をご紹介します。

    鍵をむりやりこじ開ける

    鍵が回らないときに無理やりこじ開けようとすると、鍵穴のシリンダーや内部機構が破損する原因になります。

    特に、潤滑不足や異物の詰まりが原因だった場合、強引に動かすことで破損が進行し、防犯性能が大きく低下するおそれもあります。

    鍵周辺の異常は自力で解決するのが難しい部分ですので、少しでも違和感を覚えたら、早めに専門業者に点検を依頼することをおすすめします。

    シャッターのゆがみを無理に曲げる

    スラットのゆがみや傾きを手で戻そうとしたり、力任せに調整しようとしたりするのは非常に危険です。

    シャッターは精密なバランスで成り立っており、1カ所のゆがみがほかの部位に影響を及ぼす可能性があります。

    無理に曲げ戻そうとすると、レールとの接触が不均等になり、開閉時の摩擦や異音が悪化するほか、シャッター本体が動かなくなることもあります。

    ゆがみが見られる場合は、無理に触らず、専門業者に調整や修理を依頼しましょう。

    動かないシャッターを切ってしまう

    シャッターが動かなくなったときに、工具などでスラットやシャッターボックスを切って対処するのは絶対に止めましょう。

    見た目は単純な金属板でも、内部には駆動部やスプリングが組み込まれており、不用意に手を加えるとケガや感電、構造破壊につながるおそれがあります。

    一時的に動かせたとしても、その後の修理費用は大幅に増え、最悪の場合はシャッター全体の交換が必要になることもあります。

    動かない原因が特定できない段階では、自分で触らず、まずは専門業者に状態を確認してもらうことが重要です。

    シャッター修理のプロに依頼するメリットとは?

    「できれば自分で直して費用を抑えたい」と考える方も多いかもしれませんが、シャッター修理は専門的な知識と技術が必要な作業です。

    ここでは、専門業者に依頼する4つのメリットをご紹介します。

    専門知識と技術力で安全・確実な修理

    シャッターの構造は一見単純に見えても、内部にはバネやモーター、制御盤など、多くの部品が組み込まれています。

    専門業者は、シャッターの仕組みを熟知しており、症状の原因を正確に特定した上で、最適な修理方法を判断できます。

    豊富な実績と専用工具によるスピーディーな対応

    経験豊富な修理業者は、さまざまなトラブル事例に対応してきた実績があるため、原因の特定から修理作業までを短時間で進められます。

    また、一般では手に入りにくい専用工具やパーツを備えているため、現場での対応力が高く、再発のリスクを抑える丁寧な作業が可能です。

    確実な修理による長期的なコストパフォーマンスの高さ

    自己修理で一時的に直ったように見えても、原因を完全に取り除けていない場合、再発や別の箇所への影響が起こりやすくなります。

    そのたびに修理や交換が発生すれば、結果的に高額な出費につながるでしょう。

    一方、専門業者に確実に修理してもらえば、シャッターの寿命を延ばし、トータルで見たときの費用負担を抑えられます。

    アフターフォローと保証で修理後も安心できる

    プロの修理業者に依頼する大きなメリットの一つが、施工後のアフターフォローや保証制度があることです。

    修理が完了した後でも、不具合が再発した場合や気になる点があった場合、すぐに対応してもらえるため、長く安心して使用できます。

    シャッター修理なら99シャッターにお任せください!

    「シャッターの故障ぐらいなら自分で直せるかも」と考える方も多いでしょう。

    しかし、シャッターは自宅や店舗、企業の大切な財産を守る重要な設備であり、修理には専門的な知識と技術に加え、安全への配慮が不可欠です。

    インターネット上の情報を参考に自己修理を試みることは、かえって症状を悪化させたり、シャッターが落下したりと、取り返しのつかない事故につながる危険性もあります。

    簡単な清掃やリモコンの電池交換といった日常的なメンテナンスは自分でも行えますが、異音や開閉時の引っかかり、完全に動かないといった症状が見られる場合は、迷わずプロの業者に相談することをおすすめします。

    シャッターの不調に不安を感じたときは、無理に対処しようとせず、まずは99シャッターにご相談ください。

    ご相談・お見積もりは無料ですので、費用面でも安心してお問い合わせいただけます。

    施工ごとの費用事例については下記よりご確認をいただけます。

    99シャッターでは、電動・手動を問わず、幅広いシャッターに対応しており、長年培ってきた経験と技術で、確実な修理を行っています。

    迅速かつ誠実な対応で、お客様の不安を取り除き、快適な環境をサポートいたします。

    シャッター修理は自分でできる?プロに頼むべき理由と費用の相場を解説

    【筆者・監修者企業】

    99シャッター(合同会社BUKAS)

    弊社はシャッターを扱って15年以上の実績をもつ代表をはじめ、豊富な工事実績があります。
    窓シャッター・車庫シャッター・工事シャッターではメーカー全面協力により信頼と安心安全の施工を実現し、メーカー保証付きで格安で施工いたします。
    私たち99シャッターは、シャッター修理・交換・取付に関するお役立ち情報を発信しております。

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