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    三和シヤッターの軽量電動シャッター「ブロード」シリーズに搭載される開閉機「SB10」。本記事では、SB10の基本仕様から、よくある故障、修理費用、SB20との違い、寿命や交換の判断基準まで、三和シヤッター認定工事店である99シャッター(合同会社BUKAS)が現場の知見をもとに解説します。

    三和シヤッター「SB10」とは?(ブロード用電動開閉機)

    三和シヤッターが提供する軽量電動シャッターには、用途に応じた専用の駆動部が使用されています。その駆動部の一つとして、多くの製品に採用されているモデルが「SB10」です。シャッターを電動で昇降させるための心臓部とも呼べる装置で、日々の開閉動作を支える重要な役割を担っています。

    SB10は軽量電動シャッター用の開閉機(モーター)

    SB10は、三和シヤッターの軽量電動シャッター「ブロード」シリーズなどに採用されている開閉機です。一般的に「シャッターモーター」や「モーター」と称されることも多いですが、正確にはモーターと減速機、制御回路などが一体となったユニットです。三和シヤッターの純正部品として設計されているため、同社製品との親和性が高く、スムーズな動作を実現します。

    定格出力130W

    SB10の定格出力は130Wです。家庭用の電源でも安定して稼働する出力で、過剰な負荷を抑えつつ、必要な揚力を確保します。三和シヤッターのSB形のラインナップには、高出力モデルとして定格出力200Wを誇る「SB20」があります。130WのSB10は、比較的小規模から中規模の開口部に適したパワーバランスを備えており、SB20と対をなす標準的な選択肢といえるでしょう。設置されているシャッターの面積や重量に合わせて、使い分けられています。

    搭載シャッター

    SB10は、三和シヤッターの主力製品である「ブロード」シリーズを中心に、幅広いモデルに搭載されています。具体的な対応機種は、以下のとおりです。

    ・ブロード

    ・ブロードアルミ

    ・ブロードCP

    ・ブロードハイリンク

    ・静々動々(せいせいどうどう)

    ・エレガノSTワイド

    ・ブロードグリル

    これらはいずれも、軽量・中軽量クラスの電動シャッターで、住宅や店舗の開口部などの幅広い用途に対応しています。

    型番の確認場所

    故障時の問い合わせや修理依頼をスムーズに進めるためには、使用中の機種が本当にSB10であるかを特定しなければなりません。型番は2カ所で確認できます。1つ目は「開閉機本体のラベル」です。SB10の本体上部に貼り付けられているラベルを確認すると、機種名や製造番号が記載されています。2つ目は「制御盤」です。制御盤のカバー面には、機種名や製造番号が記載されています。ほかにも、シャッター設置時に渡された取扱説明書、または保証書でも確認できます。

    SG20とSG40のスペックの違い

    三和シヤッターのSB形開閉機には、SB10とSB20の2種類があり、いずれも軽量電動シャッターに使用される駆動ユニットです。ただし、出力性能や対応できるシャッター条件が異なり、設置環境に応じて適切な機種が選定されます。シャッターのサイズや重量によって必要な駆動力が変わるため、両機種の違いを理解しておきましょう。

    定格出力

    SB10とSB20の最も大きな違いは、モーターのパワーを示す定格出力にあります。SB10が130Wであるのに対し、SB20は200Wの定格出力を備えているのが特徴です。定格出力の差は、シャッターを巻き上げる力の強さに直結します。定格出力200WのSB20は、より大きな負荷に対応できる設計となっており、重量のあるシャッターを安定して駆動させられます。

    対応するシャッターサイズ・開口幅の違い

    モーターの定格出力の差は、設置可能なシャッターのサイズ(幅や高さ)に影響を及ぼします。定格出力130WのSB10は、標準的なサイズのシャッターに対応しますが、開口幅が広いタイプや高機能なモデルには、定格出力200WのSB20が採用される傾向にあります。シャッターの面積が大きくなるほど、巻き上げる際にモーターへかかる負担は増すため、広い開口部にはよりパワーのあるSB20を搭載して、安全な動作を確保するのが一般的です。

    使い分けの判断基準

    SB10とSB20のどちらを選ぶべきかどうかは、シャッター本体の寸法や重量に基づいて決まります。基本的には、現在設置されているシャッターに搭載されている機種と同じ出力を選択するのが、最も確実な判断基準となります。出力が不足しているモーターを無理に使用すると、正常に動作しないだけでなく、過負荷による早期故障を招きかねません。反対に、SB10で十分な条件のシャッターにSB20を取り付けることも、コストや設計の観点から推奨されないケースがほとんどです。最適な機種の判断には、シャッター全体の重量バランスや現場の状況を確認する必要があるため、修理や交換を検討する際は専門の業者へ相談するのが確実です。

    型式SB10SB20
    定格出力130W200W
    電圧商用電源 AC100V(50/60Hz)
    定格電流2.77A(50Hz)/2.64A(60Hz)3.83A(50Hz)/4.58A(60Hz)
    時間定格5分10分
    消費電力待機時4W(50/60Hz)4W(50/60Hz)
    動作時280W(50/60Hz)390W(50Hz)/460W(60Hz)
    開閉時間約20秒/m

    出典:三和シヤッター工業株式会社|一般のお客様向け「よくあるご質問」・ブロードシャッターでSB10とSB20の違いは何でしょうか(https://faq-sanwa-ss.dga.jp/faq_detail.html?id=449

    三和シヤッター工業株式会社|建設・設計関係者様向け「よくあるご質問」・ブロードシャッターのSB10/20開閉機の消費電力はどのくらいですか。(https://faq-sanwa-ss.dga.jp/dc/faq_detail.html?id=89

    SB10で起きやすい不具合と修理費用の相場

    SB10は軽量電動シャッターに広く使用されている開閉機ですが、長期間の使用や設置環境によっては、動作不良が発生する場合があります。不具合の内容はモーター部分だけでなく、制御機器のトラブルや可動部の摩耗など、複数の要因が関係します。

    動かない・途中で止まる

    シャッターが動かない・開閉の途中で止まってしまう症状は、モーターの経年劣化やリミットスイッチの不具合が主な原因です。このリミットスイッチは、シャッターの全開・全閉位置を制御する部品で、故障すると動作が不安定になります。また、内部の基板トラブルにより、信号が正しく伝わらないケースも少なくありません。そのため、完全に故障して動かなくなる前に、異音や動作の鈍さを感じた段階で点検を受けることをおすすめします。

    停止位置がずれる

    シャッターが完全に閉まらない・開きすぎるといった停止位置のずれも、電動シャッターに多いトラブルです。こうした現象は、ブレーキ装置の摩耗やリミットスイッチの設定のずれによって起こります。ブレーキの調整で改善する見込みもありますが、摩耗が激しい場合は、開閉機ごと交換します。

    異音がする

    開閉時に異音がする場合、モーター内部のベアリング摩耗やギアの潤滑不足が疑われます。開閉機自体に問題があるケースのほか、シャッターのスラットやガイドレールの歪みが負荷となり、モーターから異音が発生している可能性も否定できません。負荷が偏った状態で使い続けると、症状が進行する恐れがあります。

    リモコン・押しボタンが効かない

    壁の押しボタンやリモコンを操作しても反応しない場合、受信機や制御盤の故障が疑われます。電池切れやブレーカーの遮断といった単純な原因でない限り、開閉機と連動している制御回路の不具合が考えられます。特に古いモデルの場合、基板の経年劣化により、通信不良を起こす可能性が高いでしょう。

    ポテンショメーター(SB10D)の不具合

    SB10などの開閉機に搭載されているポテンショメーターは、シャッターの位置情報を正確に検出するための部品です。精密な電子部品であるため、現場での分解修理は難しく、部品の交換対応となります。

    電動シャッターの症状別修理費用の目安

    症状修理費用*の目安
    上がらない・下がらない3万円~
    途中で止まる3万円~
    停止位置がずれる5万円~
    異音がする2万円~
    停止ボタンが効かない5万円~

    *修理費用はあくまで目安です。正確な金額は無料の見積もり後にお知らせいたします。

    SB10の寿命はどのくらい?修理と交換の判断基準

    電動シャッターの開閉機には寿命があり、使用年数の経過とともに性能は徐々に低下します。適切なタイミングで点検や交換をすれば、突然の動作不良や開閉トラブルのリスクを抑えられます。

    SB10(軽量電動シャッター)の耐用年数の目安

    SB形の開閉機の設定耐用年数は15年、設計耐用回数は1万回開閉です。これは、一般的な使用環境を前提とした設計上の基準であり、実際の寿命は使用頻度や設置環境によって変動します。

    出典:三和シヤッター工業株式会社|三和の軽量電動シャッター・ブロード/ブロードCP/ブロードアルミ/ブロードハイリンク・SB形開閉機取扱説明書(https://www.sanwa-ss.co.jp/files/a_12.pdf

     修理か交換かを判断する3つの基準

    修理か交換かを判断する際は、使用年数・不具合の頻度・部品供給状況の3点が基準となります。使用年数が比較的浅く、単発的な不具合であれば修理で対応できるでしょう。一方で、複数の不具合が同時に発生したり、同じ症状を繰り返したりすると、開閉機全体の劣化が進行している可能性が高くなります。また、部品供給が終了している場合は、修理対応が難しくなるため、交換を前提に検討しなければなりません。

    後継機種への交換可否と互換性

    SB10から後継機種への交換は可能ですが、設置条件や制御方式などによって対応可否が変わります。そのため、同じ寸法であっても、単純に入れ替えできないケースは少なくありません。既存の配線や制御盤との適合確認が必要となるため、現場確認をした上で判断します。

     交換費用の総額目安

    SB10から新しい開閉機へ交換する場合の費用は、10万円~20万円程度が目安です。この金額には、新しい開閉機の部材代に加え、既存モーターの撤去費用や取付工賃、諸経費が含まれます。正確な費用は現場の状況によって変動するため、事前の現地調査と見積もりが必要となります。

    SB10の停電時・非常時の手動操作方法

    SB10を搭載した電動シャッターは、停電時や非常時には手動で操作できる構造となっています。いざというときに慌てず対応できるよう、手動操作の正しい操作手順を把握しておきましょう。

    停電時の手動開閉手順(ブロード系共通)

    手順1. シャッター用のブレーカーを落とし、シャッターの電源を切る

    手順2. 開閉機が設置されている側の点検口を開ける

    手順3. 手動操作用のチェーンまたはハンドルでシャッターを上げる

    手順4. シャッターを下ろす際は白いブレーキ解放ひもを引き、ゆっくりと降下させる

    手順5. 操作後はチェーンまたはハンドルを元の状態に戻す

    手動チェーン・ハンドルの位置と操作方法

    チェーンでの操作

    チェーンを下に垂らし、シャッターから遠い側のチェーンを引っ張り続けてシャッターを上げます。シャッターが上がりすぎると降ろせなくなるため、天井面またはケース付近から10cm程度下を上限の目安とします。

    ハンドルでの操作

    開閉機の後ろの軸にハンドルを差し込み、手前に向かってハンドルを回し続け、シャッターを上げます。こちらも同じく、シャッターが上がりすぎると降ろせなくなるため、天井面またはケース付近から10cm程度下を上限の目安とします。

    復電後の復旧操作

    停電が解消した後は、電動操作に戻すための復旧作業を行います。

    手順1. 押しボタンまたはリモコンの「閉」ボタンを押す

    手順2. シャッターが下降し、下限(床面)で停止すれば復旧完了

    手順3. シャッターが下降しない場合は、押しボタンまたはリモコンの「開く」ボタンを押す

    手順4. シャッターが上限(全開)で停止すれば復旧完了

    操作時の注意点

    必ず電源を切った状態で操作する

    電源の復旧による突然の動作を防ぐため、事前に電源を切った状態で作業をします。

    高所作業は安定した足場で行う

    イスやテーブルには、落下や転倒の危険があるため、脚立などを使って足場の安全を確保してから操作をします。

    点検口の真下で操作しない

    点検口からチェーンやゴミなどが落下する可能性があるため、真下での作業は避けましょう。

    SB10の修理・交換は99シャッターにおまかせください

    SB10をはじめとした三和シヤッター製の開閉機は、構造や制御方式が製品ごとに異なります。そのため、修理や交換をする際は、型式や仕様と現場の状態を確認した上で判断が必要です。

    三和シヤッター認定工事店としての実績

    99シャッターは三和シヤッターの認定工事店として、これまで数多くの施工をしてきました。SB10をはじめとする各機種の特性を熟知したスタッフが対応するため、迅速かつ正確な修理・交換が可能です。メーカー基準に準拠した高品質な施工により、設置後の安全性と長寿命化をサポートします。

    シャッター部品購入全国1位の仕入れ力

    99シャッターは、シャッター部品の購入において、全国1位の仕入れ実績を誇ります。高品質な純正部品を使用しながらも、お客様には他社に負けない競争力のある価格でサービスを提供できるのが、99シャッターの大きな強みです。

    火災保険サポート

    台風や大雪などの自然災害によってシャッターが破損した場合、火災保険の「風災・雹災・雪災」補償が適用されるケースがあります。99シャッターでは、保険申請に必要な写真撮影や、見積書類の作成をサポート。複雑な手続きをスムーズに進め、お客様の自己負担を抑えるお手伝いをします。

    現地調査・見積もり無料

    「まずは原因を知りたい」「交換にいくらかかるか不安」というお客様のために、現地調査と見積もりは無料で行っています。プロの目で現状を正確に診断し、修理による延命が可能か、将来的なリスクを考慮して交換すべきかを、現場の状況に合わせて丁寧に説明します。

    まとめ

    三和シヤッター製ブロードシリーズに搭載されるSB10は、定格出力130Wの軽量電動シャッター用開閉機です。故障の症状から修理費用の相場、SB20との違い、交換時期の判断基準まで把握した上で業者に相談すれば、無駄な出費を防げます。SB10の不具合でお困りの際は、認定工事店の99シャッターまでお気軽にご相談ください。

    三和シヤッター開閉機SB10型とは?仕様・修理・交換ガイド

    【筆者・監修者企業】

    99シャッター(合同会社BUKAS)

    弊社はシャッターを扱って15年以上の実績をもつ代表をはじめ、豊富な工事実績があります。
    窓シャッター・車庫シャッター・工事シャッターではメーカー全面協力により信頼と安心安全の施工を実現し、メーカー保証付きで格安で施工いたします。
    私たち99シャッターは、シャッター修理・交換・取付に関するお役立ち情報を発信しております。

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