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    三和シヤッターの軽量電動シャッター「ブロード」シリーズには、モーター開閉機として「SB10」と「SB20」が採用されています。中でも高出力モデルであるSB20は、開口幅が広いシャッターや、負荷の大きい環境に対応する仕様です。本記事ではSB20型に焦点を当て、基本仕様や構造の特徴に加え、SB10との違いや実際に発生しやすい不具合、修理費用の目安、寿命や交換判断の基準について解説します。三和シヤッター認定工事店である99シャッター(合同会社BUKAS)が実際に行った施工・修理事例も踏まえて解説していますので、ぜひ参考にしてください。

    三和シヤッター「SB20」とは?(高出力タイプのブロード用電動開閉機)

    三和シヤッターの軽量電動シャッターには、設置環境に応じてさまざまな開閉機が採用されています。SB20は、軽量電動シャッター用開閉機の中でも高出力モデルとして位置づけられている機種です。SB10より高い出力を備えており、開口幅が広いシャッターなどへ搭載されています。

    軽量電動シャッター用の高出力開閉機

    前述にもあるようにSB20は、三和シヤッターの軽量電動シャッター「ブロード」シリーズなどに採用されている開閉機です。一般的には「シャッターモーター」と呼ばれる場合もありますが、実際にはモーター単体ではなく、減速機や制御機構を含めた駆動ユニットとして構成されています。軽量シャッター向けの開閉機でありながら、SB10より高い出力性能を備えている点が特徴です。開口幅が広いシャッターなど、負荷が大きい条件で採用されています。

    定格出力200W(130WのSB10と対をなす機種)

    SB20の定格出力は200Wです。三和シヤッターのSB形開閉機では、130W仕様のSB10と並ぶ代表的な機種として位置付けられています。SB10が一般的な軽量電動シャッター向けに使用されるのに対し、SB20はより大きな負荷条件に対応可能です。シャッターの面積や重量が増えるほど駆動時の負荷も大きくなるため、必要な駆動力に応じてSB20が選定されています。

    広開口や重量仕様の搭載シャッター

    主に三和シヤッターの以下の製品にて、SB20が採用されています。

    ・ブロード

    ・ブロードアルミ

    ・ブロードCP

    ・ブロードハイリンク

    ・静々動々(せいせいどうどう)

    ・エレガノSTワイド

    ・ブロードグリル

    同じシリーズ名でも、開口幅やスラット仕様により、搭載される開閉機は異なります。中でもSB20は、ワイドタイプや重量条件が大きい仕様で使用されています。

    型番の確認場所

    開閉機の型番は、主にモーター本体のラベルで確認可能です。ラベルはシャッターケース内の本体上部に貼り付けられており、機種名や製造番号が記されています。また、制御盤のカバー面にも、機種名や製造番号が記載されています。設置時の取扱説明書や保証書を確認する方法もあり、あらかじめ型番を把握しておけば、問い合わせ時のやり取りを進めやすくなるでしょう。

    SB20とSB10の違い|出力・対応範囲の違いと選び方

    三和シヤッターの軽量電動シャッターに採用されるSB形の開閉機には、SB10とSB20の2種類があります。どちらも軽量電動シャッター向けの機種ですが、定格出力や対応するシャッター条件が異なります。設置される開口幅や負荷条件によって使い分けられるため、それぞれの特徴を把握しておきましょう。

    定格出力

    SB10とSB20の大きな違いは、モーター出力です。SB10が定格出力130Wであるのに対し、SB20は200Wの出力を備えており、出力差によって対応できるシャッター条件も異なります。定格出力が高くなるほど、シャッターを巻き上げる際の負荷へ対応しやすくなります。そのため、SB20はSB10より大きな駆動力が必要な条件で採用される機種です。

    対応するシャッターサイズ・開口幅の違い

    SB10は、一般的なサイズの軽量電動シャッターに採用されるケースが多く見られます。一方のSB20は、開口幅が広い仕様や負荷条件が大きいシャッターで使用されています。シャッターはサイズが大きくなるほど巻き取り時の負荷も増えるため、必要な駆動力に合わせて開閉機を選定しなければなりません。同じブロードシリーズでも、仕様によってSB10とSB20が使い分けられています。

    選び方の判断基準

    SB10とSB20のどちらを使用するかは、シャッター本体のサイズや重量、設置条件によって決まります。基本的には、現在設置されている機種と同等仕様の開閉機を選定するのが一般的です。出力が不足している機種を使用すると、開閉時にモーターへ大きな負荷がかかるでしょう。反対に、必要以上の出力を持つ開閉機に変更すると、既存シャッターの仕様に適合しないケースもあります。SB20とSB10のどちらが適しているのかは、シャッターの仕様や設置環境を確認しなければならないため、開閉機の修理や交換を検討する際は、専門業者への相談が欠かせません。

    型式SB20SB10
    定格出力200W130W
    電圧商用電源 AC100V(50/60Hz)
    定格電流3.83A(50Hz)/4.58A(60Hz)2.77A(50Hz)/2.64A(60Hz)
    時間定格10分5分
    消費電力待機時4W(50/60Hz)4W(50/60Hz)
    動作時390W(50Hz)/460W(60Hz)280W(50/60Hz)
    開閉時間約20秒/m

    出典:三和シヤッター工業株式会社|一般のお客様向け「よくあるご質問」・ブロードシャッターでSB10とSB20の違いは何でしょうか(https://faq-sanwa-ss.dga.jp/faq_detail.html?id=449

    三和シヤッター工業株式会社|建設・設計関係者様向け「よくあるご質問」・ブロードシャッターのSB10/20開閉機の消費電力はどのくらいですか。(https://faq-sanwa-ss.dga.jp/dc/faq_detail.html?id=89

    SB20で起きやすい不具合と修理費用の目安

    開閉機は長期間の使用により、モーター内部や制御部品に負荷が蓄積します。開閉回数が多い環境では、不具合や動作異常が発生するケースも少なくありません。症状によって原因となる部位は異なり、開閉機本体だけでなく、制御盤・押しボタン・ブレーキ機構・ポテンショメーターなど、複数の機器や制御部品が関係します。それでは、SB20を搭載した軽量シャッターで発生しやすい代表的な不具合を確認していきましょう。

    上がらない

    シャッターが上がらない場合、開閉機内部のモーター不良や制御盤の異常が原因として考えられます。また、ブレーキ機構の不具合により、正常に駆動できなくなるケースもあります。

    下がらない

    シャッターが下がらない場合は、リミット調整の異常や制御機器の不具合が関係している可能性があります。安全装置が作動して停止しているケースもあるため、単純なモーター故障とは限りません。

    異音がする

    開閉時に異音が発生する場合は、モーター内部のギアの摩耗やベアリングの劣化が疑われます。開閉機本体だけでなく、シャッターカーテンやガイドレールの歪みによって負荷が偏り、異音につながっているケースもあります。

    停止位置がズリ下がってくる

    シャッターの停止位置が下がってくる症状では、ブレーキ機構の劣化や内部部品の摩耗が関係しています。停止位置のズレを放置すると、正常な開閉位置を維持できなくなるため、安全性に影響する恐れもあります。

    停止ボタンが効かない

    押しボタンを操作しても停止しない場合は、押しボタン内部の接点不良や制御盤の異常が考えられます。症状によっては、停止位置を制御するリミット機構が正常に動作していないケースもあります。

    操作ボタンが正常に作動しない

    「開」「閉」ボタンを押しても反応しない場合は、押しボタンや制御回路の異常が疑われます。経年劣化による内部接点の摩耗だけでなく、制御盤側の不具合が原因となっているケースもあります。

    モーター音はするが動かない

    モーター音だけが発生し、シャッターが動かない場合は、内部ギアや駆動部品の破損が疑われます。開閉機内部で空転状態になっているケースもあり、無理に繰り返し操作すると症状が悪化する場合があります。異常音を伴う場合は、複数の部品の損傷が進んでいる可能性も否定できません。

    ポテンショメーターの不具合

    SB20に搭載されているポテンショメーターは、シャッター位置を検出するための部品です。不具合が発生すると、停止位置のズレや途中停止、異常反転などの症状につながります。一般的には、ポテンショメーターの交換で対応します。

    電動シャッターの症状別修理費用の目安

    症状修理費用の目安
    上がらない・下がらない3万円~
    途中で止まる3万円~
    停止位置がずれる5万円~
    異音がする2万円~
    停止ボタンが効かない5万円~
    モーターが回らない2万円~

    ※修理費用はあくまで目安です。正確な金額は無料の見積もり後にお知らせいたします。

    SB20の寿命は?修理と交換の判断基準

    シャッターを安全かつ快適に使用し続けるためには、開閉機の寿命を把握し、適切なタイミングで修理や交換を判断する必要があります。

    SB20の耐用年数は15年が目安

    SB形の開閉機の設定耐用年数は15年、設計耐用回数は1万回開閉です。これは、一般的な使用環境を前提とした設計上の基準で、実際の寿命は使用頻度や設置環境によって変動します。

    出典:三和シヤッター工業株式会社|三和の軽量電動シャッター・ブロード/ブロードCP/ブロードアルミ/ブロードハイリンク・SB形開閉機取扱説明書(https://www.sanwa-ss.co.jp/files/a_12.pdf

    修理か交換かを判断するポイント

    修理と交換のどちらを選ぶかは、使用年数・故障内容・修理費用を踏まえて判断します。使用年数が浅い場合は、部品交換で対応できるケースもありますが、複数箇所で不具合が発生している場合は、開閉機全体の劣化が進んでいる可能性があります。同じ症状を繰り返している場合も、交換を視野に入れた判断が必要です。

    後継機種に交換する際の注意点

    SB20から後継機種へ交換する際は、設置条件や既存設備の仕様によって対応内容が変わります。開閉機の仕様だけでなく、内部の構造や制御方式によって対応可否が異なるため、同じSB形でも単純に入れ替えできるとは限りません。このことから、現場状況を確認したうえで、適合する機種を選定します。

    交換にかかる費用の目安

    SB20から新しい開閉機へ交換する場合の費用は、10万円~20万円程度が目安です。費用には、開閉機本体の部材代に加え、既存モーターの撤去費用や取付工賃などが含まれます。なお、実際の費用は現場の状況によって変動するため、事前の現地調査と見積もりが必要となります。

    SB20の停電時・非常時の手動での操作方法

    SB20を搭載した電動シャッターは、停電時や非常時に手動操作へ切り替えて動かせます。突然の停電時でも落ち着いて対応できるよう、あらかじめ操作手順を把握しておきましょう。

    停電時の手動での操作手順(ブロード系共通)

    手順1. シャッター用のブレーカーを落とす、またはシャッターの電源を切る

    手順2. 開閉機が設置されている側の点検口を開ける

    手順3. 手動操作用のチェーンまたはハンドルでシャッターを上げる

    手順4. シャッターを下ろす際は白いブレーキ解放ひもを引いてゆっくりと降下させる

    手順5. 操作後はチェーンまたはハンドルを元の状態に戻す

    ハンドル・チェーンの位置と操作方法

    チェーンとハンドルは、開閉機が設置されている側の点検口内にあります。

    チェーンでの操作

    チェーンを下に垂らし、シャッターから遠い側のチェーンを引き続けてシャッターを上げます。シャッターが上がりすぎると降ろせなくなるため、天井面またはケース付近から10cm程度下を上限の目安とします。

    ハンドルでの操作

    開閉機の後部軸にハンドルを差し込み、手前方向へ回してシャッターを上げます。こちらも同様に、シャッターが上がりすぎると降ろせなくなるため、天井面またはケース付近から10cm程度下を上限の目安とします。

    電源復旧後の復帰操作

    停電が解消した後は、電動操作へ戻すための復旧作業を行います。

    手順1. 押しボタンまたはリモコンの「閉」ボタンを押す

    手順2. シャッターが下降し、下限(床面)で停止すれば復旧完了

    手順3. シャッターが下降しない場合は、押しボタンまたはリモコンの「開」ボタンを押す

    手順4. シャッターが上限(全開)で停止すれば復旧完了

    操作時に注意すべきポイント

    電源を必ず切る

    手動操作の途中で電気が復旧すると、意図せずシャッターが動き出す危険があります。二次災害を防ぐため、作業前には必ず電源を切った状態にしてください。

    上げすぎ・下げすぎに注意する

    シャッターの上げすぎや下げすぎに注意しましょう。上限・下限の停止位置を超えてしまうと、駆動部の故障を招き、電動での復帰が困難となる恐れがあります。

    周囲の安全を確保する

    操作中は自重によってシャッターが急降下する可能性も否定できません。万一の事態に備え、開閉作業中は本体から十分な距離を保つようにしてください。

    緊急時以外の使用を控える

    重量のあるシャッターは、手動操作時の負担が大きく、無理な力がかかりやすくなります。緊急時を除き、基本的には復電を待って電動で操作してください。

    異常を感じたら操作を中止する

    操作中、普段とは異なる動作や異音を察知した場合は、無理に動かさずに作業を中止してください。直ちに専門業者へ連絡し、適切な指示を受けましょう。

    SB20の修理・交換なら三和シヤッター認定工事店の99シャッターへ

    SB20の不具合でお困りの際は、専門知識と豊富な実績を持つ「99シャッター」までご相談ください。状況に合わせた最適な施工をご提案いたします。

    各メーカーの認定工事店として対応

    99シャッターは、三和シヤッターや文化シャッターの認定工事店として、メーカー仕様に基づいたSB20の修理・交換に対応しています。現場ごとの設置状況や使用年数を踏まえ、状況に応じた作業を進めていきます。

    部品仕入れ全国1位の調達力でコストを抑えた対応

    99シャッターでは、部品調達力を生かし、純正部品を含めた無駄のない仕入れ体制を整えています。調達コストの最適化により、修理・交換費用の負担軽減を実現しました。

    現地確認から見積もりまで無料で対応

    シャッターの修理や交換では、現地調査による状況確認が欠かせません。99シャッターでは、設置環境や不具合の状態を確認したうえで、修理または交換の内容を提案いたします。また、現地調査から見積もりまで、無料で対応しております。

    まとめ

    三和シヤッター製ブロードシリーズなどに搭載されるSB20は、出力200Wの軽量電動シャッター用モーター開閉機です。故障の症状や費用相場、SB10との性能差や交換時期の目安を把握しておくと、状況に合わせた最適な対処がしやすくなります。SB20のトラブルでお困りの際は、三和シヤッター認定工事店の99シャッターまで、ぜひお気軽にご相談ください。

    三和シヤッター開閉機SB20型とは?仕様・修理・交換ガイド

    【筆者・監修者企業】

    99シャッター(合同会社BUKAS)

    弊社はシャッターを扱って15年以上の実績をもつ代表をはじめ、豊富な工事実績があります。
    窓シャッター・車庫シャッター・工事シャッターではメーカー全面協力により信頼と安心安全の施工を実現し、メーカー保証付きで格安で施工いたします。
    私たち99シャッターは、シャッター修理・交換・取付に関するお役立ち情報を発信しております。

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